約 2,887,916 件
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/24.html
レイ 「28才…。おばさんね…」 ユキ 「……おばさん」 ルリ 「おばさん…ですね」 プレセア (ピクピクピク) 「崩襲地顎陣!崩襲地顎陣!」 レイ 「ATフィールド全開…」 ユキ 「…斥力場発生」 ルリ (ドガガガガ) 「きぁぁぁぁぁ」 長門とレイちゃんが怪我をしたルリちゃんを俺たちの家に連れてきたのは、とある昼下がりのことであった。 怪我をしたルリちゃんを治療した後、長門とレイちゃんに事情を聞くとプレセアという女性が原因らしい。 表情を変えずに心配する二人に、ルリちゃんは何度も「大丈夫です、心配しないで姉さん」と声をかけていた。 さいわい軽傷だったので、病院に行くこともなく三姉妹は仲良く帰っていった。 全く心の温まるエピソードである。 このまま終わってくれたなら、オレも優しい気持ちで居続けたであろう。 どうやら俺の願いは運命の女神に却下されたらしく、俺は一つの案件事項を抱えていた。 その案件事項は、目の前の黒マントの変態として現れていた。 で、何をやっているんだ? アキト兄さん。 「…君の知っているテンカワ・アキトは死んだ」 目を隠す黒バイザー夏だというのに黒いライザースーツにマントを着込み、感情を押し殺した声でアキト兄さんはそう言った。 今日は仮装パーティーの日なのだろうか? 俺は二度とトナカイのコスプレなんぞしたくないぞ。 「ここにいるのはただの復讐者だよ、キョン」 以上説明終了。長門以上に意味の解らない説明をする。 言いたいこと言い終えると黒マントは玄関から出て行き、ウリバタケさん作の(違法)改造黒バイク<ブラックサレナ号>でどこかへ走り去っていった。 ひょっとして、ルリちゃんを怪我させた某女史に怒っているのだろうか。 やれやれ、アキト兄さん頼むから三面記事に載るようなまねはよしてくれよ。
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/258.html
有希「ただいま」 ルリ「お帰りなさい。あっ、キョンさんこんにちは」 キョン「こんにちは、ルリちゃん」 ルリ「有希姉、キョンさんに運んでもらったんですか?ストーブ」 有希「彼には一日の長がある」 キョン「いや、ハルヒの命令に従っただけだがな・・・と、このあたりでいいかな」 ルリ「すみません、姉がご迷惑を」 キョン「別にかまわないさ。お姉さんがやらかしたんだって?」 ルリ「そうなんです。レイ姉ったら『今日はストーブでわかしたお湯でラーメンを作る』とか言い出して・・・」 有希「数分後、本人が忘却し、こたつから出た拍子に後ろのストーブに接触、やかんが転倒し、ストーブは水びたし」 キョン「それは災難だったな。と、そのお姉さんは?」 ルリ「今日はハーモニクステストがあるので夕食まで帰ってこないんです」 有希「もっともレイ姉の食事は罰として普段の30パーセントまで減小させている」 キョン「そりゃ、レイさんも懲りるな。長門、ここに出していいのか」 有希「いい」 ルリ「あっ、キョンさん、そんなの私たちがやりますから」 キョン「いいっていいって。ルリちゃんもこたつにいなよ。寒いんだろ」 ルリ「すみません・・・ところで有希姉、このストーブどこから?」 有希「涼宮ハルヒから寄贈」 キョン「前に映画制作でお世話になった電器屋に次回作が決まったので 今回もよろしくーとハルヒがいったら新品をただでくれたそうだ。で、妹さんからこの家の事情を聞いたハルヒがぽんとくれたのさ」 ルリ「次回作ですか・・・ってあの荒唐無稽極まりない脚本のですか?!」 有希「そう」 キョン「残念ながら」 ルリ「信じられません・・・ネルガルはともかく、あのおかたいネルフが許可するだなんて・・・」 有希「そのあたりは涼宮ハルヒの力も過分に働いてると推測される。けど」 キョン「シンジの家の人が一発でOKしたもんな・・・葛城さんはもちろん、親父さんまで『問題ない』の一言だったってさ」 ルリ「・・・今度ナデシコでネルフ本部施設の直接占拠をおこなってもいいでしょうか・・・」 キョン「すまん、ハルヒのとんでもパワーのせいだからかんべんしてつきあってくれ。・・・と、よしついたな。 じゃあ、長門、雨もふってきたし、俺はそろそろ帰るよ」 有希「ご飯、食べていって」 キョン「いや、それはちょっと」 有希「私たちからの感謝。ルリもいい?」 ルリ「キョンさん、ぜひともお願いします。でもレイ姉が帰ってくるまで待ってもらっちゃいますけど」 キョン「長門とその妹さんの頼みじゃ断れないな。ありがたくもらうよ」 有希「ありがとう」 ルリ「ありがとうございます。私、お茶いれますのでこたつに入って待っててください」 キョン「じゃ、失礼してっと。おお、あたたかい。長門は読書か」 有希「他の二人を待ってる時はいつも」 キョン「そうか。ふぁあ~・・・今日もつかれたな・・・しかしおこたってのはなんでこう・・・zzz」 ルリ「お待たせしました、ってキョンさん寝ちゃったんですか」 有希「彼は今日、著しく疲労したと思われる。この反応は当然」 ルリ「そうですか。私たちの分だけ入れて後は弱火にかけておきますね。有希姉も飲みます?」 有希「飲む」 ルリ「どうぞ。私もこたつ入りますね」 ルリ「・・・・・・」 有希「・・・・・・」 ルリ「あ、雨ふってきましたね」 有希「・・・レイ姉は今日、葛城ミサトに送ってもらうから心配ない」 ルリ「そうでしたね。ズズ・・・あつ」 ルリ「・・・・・・」 有希「・・・・・・」 ルリ「・・・キョンさんていい人ですよね。わざわざ暖房持ってきてくれましたし」 有希「それは否定の余地はない。今日も涼宮ハルヒの命令とはいえ、彼は素直に同意してくれた」 ルリ「・・・勝てそうですか?ハルヒさんに?」 有希「質問の意味が不明」 ルリ「だ、だからその・・・キョンさんは有希姉のこと、好きになってくれそうですか?」 有希「可能性はある。しかし」 ルリ「しかし?」 有希「今彼がここにいてくれる。わたしにはそれで十分」 ルリ「そうですか・・・」 有希「それに、レイ姉とルリもいる」 ルリ「当然です。だって姉妹ですから」 有希「それがいい。・・・ずず」 ルリ「・・・・・・ずず・・・あつっ」 レイ「ただいま」 有希「おかえりなさい」 ルリ「お帰りなさい、レイ姉」 レイ「おなかすいた。ルリ、ごはん」 ルリ「はい、すぐしたくしますね。有希姉、キョンさんを起こしてください。レイ姉はストーブを運んでくれたキョン さんにお礼いってくださいね」 レイ「その前に彼はまだ起こさないほうがいいかも。じきに騒がしくなるから」 有希「なぜ?」 レイ「さっき、セカンドを迎えにきた涼宮さんと会ったとき、彼がうちで夕食を食べるだろうことを教えたら、ぜひともいっしょに食べたいと」 ルリ「・・・レイ姉はなんと?」 レイ「安心して、三姉妹だけじゃなく葛城三佐と碇君も来る」 ルリ「そういうことは早くいってください!ああ、献立考え直さないとー!」 レイ「ルリ、わたしも手伝う」 ルリ「当然です!有希姉もてつだってくださいー!」 有希「今行く」 キョン「・・・むにゃ」 有希「!・・・・・・あ」 有希「・・・・・・雪」
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/91.html
姉二人のマジ喧嘩 「雑巾絞ってたら優しい言葉かけられて勘違いしたくせに」 「マウスでお茶目したら本気に心配されたくせに」 「せっかく眼鏡取ったのに、ポニーテール萌えとか言われたくせに」 「後から来た外人女に寝取られたくせに」 「図書館で待ち合わせで勝負下着付けて行ったら、他の女との逢引に利用されたくせに」 「男どころか、人気も出番も取られたくせに」 この後、太陽系の惑星は7つになった。 かつて第三惑星のあった軌道には、元は星であった無数の残骸が浮かんでいると言う・・・
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/678.html
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/307.html
4-69の別作者さんによる続きです。 有希「姉さん」 レイ「いいのよ有希。私は味方だから」 有希「違う。1つ疑問がある」 レイ「何?」 有希「そもそもそのようなゲームの情報を何故姉さんが得ているのか」 レイ「……ルリ、お鍋がおいしい季節ね」 有希「すみやかな解答を要求する。あと3人目とかのネタは不許可」 レイ「…こんな時どんな顔をしていいかわからない…」 ルリ「結局何の話なんですか」 有希「何でもない。姉さんがエロいという話」 ルリ「そんなの今更でしょう」 レイ「…どうしてそういうこと言うの…」
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/462.html
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/604.html
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/587.html
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/463.html
https://w.atwiki.jp/ayanami_nagato_ruri/pages/405.html
犬を拾ってしまいました。 ネルガルの仕事が速く終り、今日は少し時間をかけた料理が出来るかななんて考えて歩いていると かすかに「ク~ン」とも「キュ~ン」とも感じる、弱々しい声が聞こえてきたのです。 その正体は、子犬。いつの時代かと考えさせられるような「みかん」のダンボール箱に 「拾ってください」というミミズがのたくったような字が書かれており、これは正に正真正銘の「捨て犬」だったのです。 もちろん悩みました。以前、レイ姉が生物を拾ってきたときに私はNOと返事をしたからです。 家計を預かる身として、家の生活を考えるならばそれは当然の答えであり……個人としての意見をいうなら サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで、「ヒョーヒョー」という鳥のトラツグミの声に似た 大変に気味の悪い声で鳴くような「ナマモノ」を飼いたい等とは思いません。 まあ、それはともかく。私はすでに家で生き物を飼うことを否定しているのです。誰よりも私自身の手で。 自業自得とはこのことをいうんでしょうか?私、仏教徒じゃないのにな…… しかし、だからと言って……この子を置いていく訳にはいきません。 気づいてしまったからには責任を持たなければいけないのです。 ……けっして、この子のかわいさに「萌え」てしまったわけじゃありません。 ええ、手を差し出すとペロペロ舐めてくることなんて一切関係ないんだから。 とりあえず、連れて帰ったのはいいのですが……どうしましょう、子犬の知識なんてせいぜい 「専用のミルクじゃないとお腹壊す」「うんちしたらお尻を舐める」くらいしかないんですけど。 オモイカネに頼もうかな、なんて浅はかな考えがよぎりますが……今オモイカネはメンテ中だったんでした。 まぁ、そのおかげで早く帰ることが出来てこの子とも出会えたのですが…… そんな風に悩んでいたのがいけなかったのでしょうか。ついに私の正面にあるドアが開くまでレイ姉が帰ってきてることに 気づかなかったのです。 もちろん、私は絶賛メダパニ中。どんな言い訳を……と考えていたのに、レイ姉は何か全てをどーでもよくしてくれる 一言を放ってくれたのです。 「まぁ……ルリ、いつの間に子供なんて……!!」 いやいや、レイ姉。そんなキラキラした顔でこっちみんな。 「相手はやっぱりアキトさん?」とか「責任はとってもらわなきゃね」とか「挙式はまかせて。ネルフが全力でバックアップするわ」 とか、ああああやめてくださいレイ姉いろんなとこに連絡するのはやめてください有希姉いつ帰ってきたんですかてゆーか有希姉も レイ姉を止めてくださいあああああああ有希姉も「まかせて」とかハルヒさんに連絡とか勘弁してくださいあの人にいうと本当に 子供ができてしまいますからでもこの子犬のことはなんだかんだでうやむやになったような なんかもう、どーでもいいや その後、身に覚えがないのにロリコン呼ばわりされる青年料理家と 青年によく似た子供を抱き幸せそうな顔をする少女が1匹の犬を傍らに置きながら結婚式を盛大に挙げたとか挙げないとか おしまい